娘の同級生は当たりまえですがサピックス(SAPIX)卒業生が圧倒的に多いです。
女子学院も早稲田アカデミーの2倍から3倍の合格者を出すバケモノ級の塾ですよね。


サピックスはどんな感じなのか、
サピックス出身の現役女子学院(JG)生のパパに聞きました。

結論としては、
「サピックスの大規模校が自宅から近いのであればかなりメリットがある」
ということでした。


ご存知でない方もいらっしゃると思いますので書かせていただきますが、
例えば「サピックス自由が丘校」。
この校舎はなんと22クラスもあります。(早稲アカは3クラス)
上はアルファクラスが3クラスくらい?その下にアルファベットクラスがだあーっと。
このすごい環境の中で抜きつ抜かれつ切磋琢磨するのですよね。


なぜ「大規模校が自宅から近いのであればかなりメリットがある」のか、
逆に「小規模校だとメリットがない」という面からご説明します。


①志望校別特訓クラスについて

6年生になると志望校別の特訓クラスが作られます。
大規模校の場合「桜蔭クラス」「女子学院クラス」「雙葉クラス」のようなクラスが作られるそうです。
一方、小規模校の場合、「桜蔭、女子学院、雙葉、開成、麻布、武蔵」志望の子たちがすべて一緒くたに同じクラスになります。

6年生の親御さんはすでにご存知かと思いますが、学校によって入試問題の傾向が全然違うのですよね。
桜蔭=難解少問(超難問が出題されるが全体の問題数は少ない)
女子学院=平易多問(それほど難解な問題は出ないが問題数が超多い)
といった感じで出題傾向が違う学校なのに、同じ志望校別特訓クラスで勉強をしなくてはならないというデメリットがあるそうです。

大規模校の場合は、志望校別特訓クラスは学校別に分かれているそうです。


②アウェイ感

それでは、普段はサピックスの小規模校に通って、土日の志望校別特訓クラスだけ大規模校に行けばよいのでは、と思います。
しかし、小規模校の子が大規模校に行った時のアウェイ感ったら半端じゃないらしいです。
普段から22クラスの激戦の中で勉強している子たち、しかも同じ校舎なので仲がいい子たちにいきなり混ざって溶け込むというのは子どもにとってちょっと酷かなと確かに思います。


③志望校に手が届くのかどうか読める

大規模校ですと、どのクラスに所属しているかで大体の合格可能性がわかるそうです。
例えばアルファ1であれば開成・桜蔭、アルファ2であれば麻布・女子学院みたいな感じです。
アルファ1からどこに何人合格が出ているという数多くの実績がデータとしてあるので、
自分の子どもが所属しているクラスの合格実績を見て志望校を絞っていけるということになります。


早稲アカの先生も認めるサピックスの教材のすばらしさ。
サピックスの勢いは止まりませんし、小規模校から御三家も数多く出しているので、
いつもの通り、直接説明会や体験授業などに足を運ぶことをおススメします。


ちなみに、娘はサピックス出身の子とも日能研出身の子とも仲良くやっています。
入学するとどこの塾とかはまったく関係なくJS生らしく言いたいことを言い合って楽しんでいます。


関連記事です。

塾選び その1 サピックス 日能研 四谷大塚 早稲田アカデミーなど

塾選び その2 サピックス

塾選び その3 早稲田アカデミー






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