塾で桜蔭を目指していた生徒と女子学院を目指していた生徒を見ていたり、
女子学院の保護者会で保護者から聞く娘さんたちの様子だったり、
などから何となく感じた桜蔭生とJG生の違いについて少し。
桜蔭生
目の前に算数(今は数学)の難しい問題があったら「何としてでも私が解いてやる」とストイックに問題に向き合い続ける。
JG生
解けなそうな難しい問題は飛ばして他の解ける問題をさっさとやる。
もしくは他の自分の興味のあることを楽しむ。
もちろん桜蔭にさっさとこなす方を優先するタイプの生徒もいるでしょうし女子学院にも果敢に難問に取り組むタイプの生徒もいますが、JG生はどちらかというと短時間で合理的にこなす方を優先というか合理的に乗り切ることが上手な子が多いような気がします。
これは両校の入試問題にも傾向が表れていますよね。
前の記事にも書かせていただきましたが、
桜蔭は
難解少問(超難問が出題されるが全体の問題数は少ない)
女子学院は
平易多問(超難問は無いが問題数がすごい多い)
桜蔭は難問に果敢にチャレンジして解ききるタイプの生徒
女子学院はスピード感を持って物事を合理的に処理するタイプの生徒
が欲しいということだと思います。
卒業生を見ても、
桜蔭は研究者が多い(物事を極めたい)
女子学院は様々な分野のパイオニアが多い(現状にとらわれず好奇心のおもむくままに進む)
ということで両校の生徒の気質がよく表れているなと思います。
御三家といっても校風や生徒のキャラクターはまったく違うのが年を追うごとにわかってきました。
ですから、サンデーショック(サンデーチャンス)の年に桜蔭と女子学院を両方受けられるといっても本当に子どもがどちらのタイプなのかをよく見極めてその子に合った学校の方に集中する方がいいのだろうなあと今さらながら思いました。
実際雙葉に行って合わずに高校から転校した子などもいますので、しつこいようですが学校選びは直接出向いて決めるのがよいと思います。
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